今日は、6時に起床し、2ヶ所の漁港に分かれ、ワカメの水揚げの手伝いをしました。ワカメのめかぶの部分の茎をめかぶカッターで取り除く「めかぶ削ぎ」の作業をしました。おかみさんたちに教えていただき、はじめは、苦労しましたが、慣れてくると、手早くきれいに取り除けるようになりました。みんな、とても集中して作業をしていました。
今回泊まったコミュニティセンターの掃除をしてから、11時に、今回お世話になった佐藤のり子さん、徳義さんにお礼を伝えてから、十三浜を後にしました。
今回、津波が来た場所に、初めて訪れた人が多く、「話では聞いていたが、その高さと被害の大きさを目の当たりに、言葉を失います。」と話してくれました。
漁師さん達と作業を一緒にさせていただきながら、この地域のことや、震災当時のこと、漁業の楽しさと自然の厳しさなど、お話を伺うことができました。それは、貴重な体験になったと思います。地域の方が、また、ぜひ来てくださいと言ってくださいました。
震災から8年が経ち、港は整備されましたが、地域の人口は、震災前の半分になりました。昨年、今年とワカメ漁が不漁であることも伺いました。
東日本大震災以後、日本の社会や政治について、私達が、無関心でいてはいけないことを実感しています。今回の学んだことも、大切にしていきたいと思います。
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