卒業生「三井住友銀行 高田馬場支店長 平山文太郎さん」からのメッセージ - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

卒業生「三井住友銀行 高田馬場支店長 平山文太郎さん」からのメッセージ - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

就職・進路

卒業生からのメッセージ

自分の人生を生きる、「OB・OGたちのストーリー」
卒業生からのメッセージ

平山 文太郎さん
最高学部卒業後、
株式会社住友銀行(現三井住友銀行)に入行。
1998年より投信業務準備室に配属となり、個人向けの資産運用業務の
立ち上げに携わる。現在、三井住友銀行 高田馬場支店長。

人間教育を受けたゼネラリストが真に必要とされる人材となる

現在、銀行のリテール部門の中核である「支店」の長として、顧客・職員の満足と業績伸展、の両立に向けたマネジメント全般に携わっています。具体的には、個人のさまざまなライフステージにおけるお金に関するコンサルティングを通じて、投資信託、各種保険商品、証券関連商品、プライベートバンキング、遺言信託、住宅ローン等のプロダクトを提供しています。

私は自由学園でリベラルアーツを学び、ゼネラリストとして社会に出ました。世の中では、平凡なゼネラリストよりもスペシャリストの方が重宝されることが多いのですが、自由学園では専門性を磨くこと以上に大切にしていることがあります。入学に際して、私は当時の学園長から「あなた方は学校を良くするために入学してきたのです」と言われました。そして、その言葉は卒業するまで何度も耳にし、常にその実践を求められました。

「自分の所属している組織を良くする」それは、社会に出れば当然のこととして義務付けられることです。営業成績を上げる、社員のモチベーションを上げる、自分自身のスキルを上げる、お客さまはじめステークホルダーとの関係を改善する等々。組織は人間の集合体であり、円滑な組織運営の要諦は「人間」を理解することにあります。

自由学園では、組織を良くするために何をすべきか生徒に日夜熟考させ、実践を促します。その経験が単なるゼネラリストを「人間教育を施されたゼネラリスト」へと昇華させ、スペシャリストと同様に世の中から真に必要とされる人材となると感じています。

最高学部卒業後、
株式会社住友銀行(現三井住友銀行)に入行。
1998年より投信業務準備室に配属となり、個人向けの資産運用業務の
立ち上げに携わる。現在、三井住友銀行 高田馬場支店長。