JIYUアフタースクールのプログラム - 自由学園 初等部(小学校)/東京の私立小学校

JIYUアフタースクールのプログラム - 東京の私立小学校【自由学園 初等部】 - 人間の土台を創る一貫教育

JIYUアフタースクール

プログラム

プログラム

月に数回、生活に根ざしたプログラムを中心に企画しています。全学年を対象にしたものから、低学年向けや高学年向けのプログラムがあり、参加したいものに申し込みます。講師はご近所の方や外国の方・プロの方までさまざま、多様な生き方や文化に出会う機会でもあります。

全学年向け「農具の物置をつくろう」
講師:工藤和美(シーラカンスK&H)・東洋大学学生

前期と後期に分けた12回連続のプログラム。工藤先生は近年の学校建築をはじめとした建築で草分け的な建築家。前期は、各自が描いた建物の絵をもとに、グループに分かれて共同作業で段ボールの大きな建築模型を作りました。子どもたちの発想の豊かさには、先生たちも多く驚かされて感心していました。後期には、しののめファームで実際に使うための農具の物置をデザインし、大工さんに指導してもらいながらみなで作り上げました。プログラムには工藤先生のゼミの学生たちに多く関わってもらい、子どもたちからもとても慕われていました。子どもたちが実際に考えたアイディアを仲間達と協力して形にする経験は、子どもたちに多くの感動をもたらしました。


全学年向け「シカと森のお話」
講師:新納平太(料理家・フードディレクター)

冬休みを利用した半日のプログラム。日本の森では害獣としてシカが駆除され、そのほとんどが廃棄されている現状があると言います。新納さんはCWニコルさんなどと共に、日本の森の現状について食を通じて広める活動をしています。今回はシカ肉のソーセージが入ったポトフと、シカひき肉のミートパスタを作りました。1年生から5年生までが参加したので、高学年が低学年をサポートしながら、それぞれができる作業を分担して行いました。初等部での生活で自然に身についているので、大人が言わなくても自分が何をしたらいいのか動けるのは、とても素晴らしいことだと改めて思いました。まず食べてみて、感じてもらうことを通して、生命や森への思いをそれぞれが心で感じられる時間となりました。


高学年向け「絵本の挿絵作家の仕事を知ろう」
講師:山脇百合子(挿絵作家)

高学年向けの様々な職業を知るプログラム。ご近所にお住いの山脇さんは、「ぐりとぐら」をはじめとした絵本の挿絵作家として活躍されています。まずは先生のお仕事がどのようなものか説明してもらい、事前に集めた質問を伺う時間をとりました。「どのように絵本をつくるのか?」「挿絵作家になろうと思ったきっかけは?」「どうしたら絵が上手にかけますか?」など、子どもたちの単刀直入な質問に丁寧に答えてくださいました。最後には、1つのテーマを与えられて短編の絵本は各自でつくり、それを発表しました。「想像力を大切に、豊かな子ども時代をおくってくださいね」ー山脇さんからのあたたかく、そして確かな言葉を子どもたちは受け取りました。

その他のテーマ

  • 衣食住

    フェルトのマフラー、ブローチ、リースづくり、手間ひまをかけた料理、ケーキ、和菓子など

  • 自然/科学

    生き物調査、天文・観望会、ロボット、自然学校キャンプ、博物館見学、木育など

  • 身体/スポーツ

    サッカー選手、陸上選手(短距離)、視覚障がい者スポーツ(サッカー)、ドッヂボールなど

  • リクエスト

    大きなアイスづくり、流しそうめん、宝さがし、木工工作など

  • 仕事を知る

    お花屋さん、獣医、助産師、パティシエ、電車の車掌、カメラマン、バレエダンサーなど

  • 社会/世界を知る

    IKEAとの共同プログラム、物流ターミナル見学、フィンランド、フランス、スリランカなど