教育内容・生活
低学年の学び - 東京の私立小学校【自由学園 初等部】 - 人間の土台を創る一貫教育
教育内容・生活
子どもたちは入学したらすぐに小学生になるわけではありません。1年かけて初等部の生活を知り、慣れ、少しずつ自分のことは自分でできるように促していきます。 朝と帰りの生活整理は小学生としての生活を身につけるうえでも大切な時間です。 そして自分のことだけで精一杯という状態から、少しずつ友だちや家族にも目を向けられるよう働きかけていきます。
キャンパスには自然がいっぱい。そして教室だけでなく、食堂、図書館、グランド、体育館、記念講堂など、建物があります。学園内を探検して、自分たちが毎日を過ごす環境がどのようなものかを知る。季節ごとに移り変わるキャンパスの風景から、四季の豊かさを感じる。身近な場所で、のびのびと五感を働かせながら、たくさんの発見や驚きの経験を積み重ねていきます。
頭と体を自由に動かせる環境を整え、
子どもたちの素直な「なぜ?」を引き出します。
1年生にとって学園での生活は初めてのことばかり。少しでも早く慣れてもらい、安心して毎日を楽しく過ごせるように、初等部のなかを探検したり、上級生と交流したりしながら、人との関わり合いのなかへ一歩を踏み出します。
2年生になると学園生活にもだいぶ慣れてきます。そこで周りに目を向け、守衛さんや健康管理室の方々などの働いている姿を見て、自分たちがどんな人にお世話になっているのかを理解します。近くの落合川にも出かけ生き物の採取に挑戦します。
基礎力を養い、学ぶ力の芽を伸ばします。
1年生担任 鶴尾 基子
「新しいことへ期待感」を
しっかりと受け止めます
「今日は何をやるんだろう、どんなことを学ぶんだろう」。そんな子どもたちの“ワクワク”を、いろいろなことに挑戦する行動へとつなげていきます。また子どもたちの気づきを大切にし、温かいクラスを育んでいます。