教育内容・生活
高学年の学び - 東京の私立小学校【自由学園 初等部】 - 人間の土台を創る一貫教育
教育内容・生活
自由学園では、昼食の用意・片付け、掃除、遠足など、家族、クラス、他学年の子どもたちが協力し合って何かをやり遂げる機会を多く設けています。高学年になると、少しずつ下級生に働きかける役割が増えていきます。特に6年生は、それまでの初等部生活の積み重ねのうえに立ち、食事時間のテーブルマスター、掃除や行事のリーダーとして、下級生を励まし、まとめます。
子どもたちがそれぞれの成長段階にふさわしい責任を負いながら、生活し、学ぶ自由学園初等部。1年生から一貫して、子どもたちの五感から発せられる「なぜ?」と、自分なりの答えを見つけ出すプロセスを大切にし続けています。
ここでの6年間を通して養った力は、進学後、より深く、広く、ものごとを捉え、自分の頭で考え、知識を身につけていくための礎となるはずです。
社会への関心を深め、 自分のものさしで判断する力を培います。
田植えから1年間かけて稲を育てる米作り。友だちとの共同作業を通して、協力し合うことの大切さや、一緒に考え、問題を解決する楽しさを味わいます。こうした経験の積み重ねが、6年生になった時に全体のまとめ役になる準備にもなります。
これまでの学習を生かし、6年生はあらゆる行事で全校をまとめるリーダー役を務めます。さらに学園での仕事体験や憲法を学ぶことによって、人権や平等といった人間や社会への関心を深め、積極的に人のために活動できる意識を養います。
協力し合う心、リーダーとしての責任感を養います。
6年生担任 大隅 賢
自分で判断する力、
選び取る力を
培ってほしいと願っています
重視しているのは全員が安心して生活できるクラス作り。そのなかで何が正しいのかを判断し、それをきちんと選択できる力を養ってほしいと考えています。自然な形でリーダーシップが身につく環境があるのも自由学園ならではです。