今年も６年生の卒業勉強が始まりました。
初等部生活の最後の締めくくりとして、自分たちの力で学校のために出来ることを話し合い、総まとめの勉強として進めていきます。
今年は、
１、オカメ笹の剪定
２、グラウンドの壁面に書かれたサッカーゴールの塗装の塗りなおし
３、美術の勉強として銅鏡の製作
の三つです。
オカメ笹の剪定は、基準となる高さを決め、その高さに合わせて綺麗なかまぼこ型になるように刈り込んでいきます。外側と内側で笹の伸び具合が違っていたり、高さも色々あり、綺麗に刈り揃えるのはなかなか大変です。道具は、剪定ばさみを使います。
力のある男の子たちが硬い笹の枝をザクリザクリと大きく刈り込んでいきます。
続いて、女の子たちが、かまぼこ型に細かい部分を綺麗に刈りそろえていきます。
刈り取った枝や枯れ枝は、熊手、竹箒、個輪車、カゴを持った子どもたちがすぐに掃きだして綺麗にしてくれます。
自然と生まれてきた見事な協力で、仕事の後にはすっきりとした垣根が出来上がっていました。
サッカーゴールの塗装の塗りなおしは、まずは古い塗装を剥がす作業からです。
金属のヤスリを使って、ごしごしと塗装を剥がしていく根気のいる作業です。
しばらく磨いていくと、表面の汚れや、古い塗装がはがれて壁の色合いが変わってきます。
時々、後ろに下がって全体を見渡し、作業が残っている部分を確かめます。
高いところの作業は、脚立を延ばしてします。
友達同士でしっかりと足場を支えて、上の方の作業を進めます。
新しいペンキを上手に塗り重ねるためには、この作業をしっかりとすることがとても大切です。
卒業に向けて良い力が沢山出せるように、と思います。
