学びの発表会で5年生は「食と私たちの生活」をテーマに掘り下げていきました。その中で、あるグループが初等部の食事について取り上げ、献立をどのように決めているのか、残飯がどのくらい出ているのか、苦手な食材を美味しく食べるためのレシピづくりを発表しました。
サステナ部のメンバーはその発表会を興味津々に聞いてました。
「私たちがやりたいと思ってることの仲間がいた!」
12月に入ると、5年生を担当している先生にサステナ部の集まりに来てもらい、
5年生がどのような経緯で探求していったのか、
今後どうしていきたいと思ってるのかについて話してもらいました。
「5年生では稲を育ててることや、社会科で農業や漁業のことを学び、三陸でワカメ養殖をしている漁師さんから話を伺い、夏休みにはそれぞれが“食の元を探る“という課題に取り組んできた。そこで学んだことを、身近な自由学園や自分たちの暮らしと結びつけて考えて見えてくるものは何だろう、そういう問いかけをして、それぞれが考えを深めていったのが、この間の発表だったんだ。」
「発表で終わりではなくて、その続きを3学期にもやりたいねと実は話していたんだ。サステナ部のみんなの活動を知って、ぼくは一緒にこれから何か協力してやっていけるんじゃないかと思うんだ。」
「食は一生涯考え続けること、サステナ部だけで考えて終わらせないで欲しい。みんなはとても大事なことをやってる、ぜひまわりの人を巻き込んで欲しい。できないことはできなくてよいので、自分にできることは何かを考えていくことが大切だよ。」
アンケートを回収して、集計するグループと初等部に提案を考えてまとめるグループに分かれて活動開始です。次回は集計の内容をご紹介します。
<子どもから出た意見> ・人によって好き嫌いは違う。他 の学年にも聞いて、学年によって 嫌いなもの、多く残ってしまったメニューを聞いて、サステナ部と 5年生で協力して、おいしく食べれる調理法を提案してもよい。 ・コロナ禍の前みたいに、ご飯を食べる前に量が多いものは減らせる仕組みにしたらよい。女子部(中高)では、おかわりがあることをお昼の放送で流してるらしい。 ・苦手なものを出した人も、おかわりしたい人も、地球にも、みんなによい仕組みになるといい。
*サステナ部・・・4-6年生の有志メンバーが参加している「今よりも、ちょっとよくする」放課後の活動。@JIYU_afterschool
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