4年生では今年度に入ってから総合の学習で、水をテーマにして学習を進めています。
今回は4年生たちの「自分たちで井戸を掘ってみたい!」という声から、
大学部(最高学部)の専門の先生や学生さんにも協力してもらって井戸掘りにチャレンジしました。
掘ってみる場所は、キャンパス内に流れる立野川のある新天地という圃場エリア。
そこから丘を見上げると初等部の校舎が見える、そのような位置です。
「どのくらい掘ると水が出てくるかな」と予想してから、手掘りの道具で掘り始めました。
1グループ目は、水が出てきてすぐに、砂利層にぶつかって手彫りの道具では、それ以上深く掘ることができず断念。
2グループ目は、水が出てきてからも、まだまだ土を掘り進めることができ、最終的には2m50cmほどの井戸を掘ることができました。
出てきた真っ茶色の泥水を汲み上げて「これは飲めない!」と地下水の様子も体感。
4年生が掘った2つの井戸は、今後も学部の先生方が観測用の井戸として活用する予定になっています。
自分たちが普段何気なく飲んだり使っていた水が、どこから来てどこへ行っているのか。味にはどんな違いがあるのか。
実物に触れて感じたり考えることを重ねてきた4年生の興味は、これからも深く広がっていきそうです。