７月３日（日）～７日（木）まで高等科３年生は、クラスを半分に分けて２泊３日ずつ、名栗での労働を行った。今回の主な作業は、前期が小屋の修繕（床下の土台の修理や、古くなったトタン屋根をはがして、張り替えるなど）。後期は土砂崩れの斜面に丸太で桟道をかけたり、斜面を削った山道に路肩を据えたりするなどの作業をした。初日には屋根をはがした青空天井で、星空を眺めながら眠りについた。南沢に残った半数は、線路際の草刈と整地を行い、しののめ寮（旧東天寮）から垣根を移植するという作業を行った。南沢でも猛暑日が続いているが、山の中には爽やかな風が吹き、朝夕は南沢よりもずっと涼しく、普段の喧騒を離れて、勤労と読書・礼拝、静思の時を過ごす事ができた。大きな怪我も無く、また梅雨の時期にも雨は夜中に降ったのみで、日中には雨に降られることもなかったのは、感謝であった。
