教育内容・生活
卒業生・保護者からのメッセージ - 東京の私立中学・高校【自由学園 男子部(中等科・高等科)】 - 中高一貫教育
教育内容・生活
学年が上がるごとに実感する自労自治から得る学びの大きさ
学校生活は自分たちの手でつくるものだと実感できるのが自由学園の魅力。そのための話し合いを重ねる中で、中立の立場で双方の意見を聞く力が養われたと思います。また高等科3年の時に委員長を務めた経験が、自分の行動が立場に応じて人に影響力を持つのだという責任意識を強くしてくれました。私はいま、生態学や心理学など人間に関わる学問に興味を持っています。最高学部(大学部)では基礎、教養をしっかり身につけ、興味ある分野の学びに自発的かつ発展的に取り組んでいきたいと考えています。
「社会を変える」力になりたい。その思いのルーツは自由学園にある
自治教育を軸とする自由学園に身を置き、生活したことで、「いついかなる時も自らが主体として思考し、判断し、行動する―つまり自由を行使するより他に“個人”を名乗ることはできない」と学びました。また組織や社会の変革に必要なスキルが培われたと思います。将来の夢は『国境なき医師団』の一員となること。そして、ゆくゆくは自分で医療と教育を包括的に提供するようなコミュニティをつくりたい。そのために大学でまずは哲学を学び、その後医師をめざし再進学するつもりです。
鉄道のプロフェッショナルとして人々の生活基盤を支えたい
中等科、高等科と東天寮で生活するなかで、人の生活の根本を支えられる仕事をしたいという思いを抱くようになりました。多くの人々の移動手段として生活に必要不可欠な鉄道の仕事にはやりがいがあります。また会社は人で成り立っており、またお客さまのご要望も多種多様。自由学園で培った人との対話力、対応力、気力や体力が十二分に活かされていると強く感じます。まだ入社1年が経ったところですが、より多くの知識を学び、鉄道のプロフェッショナルを目指していきたいです。
男子部の自治教育をもとに、社会で快適な環境づくりを目指す
自由学園での経験を通して養ったコミュニケーション力や協調性、発表力が、いま、社内調整やお客様との信頼関係構築に非常に活きていると感じます。インフラ業界に興味を持ったのも、キャンパス内の設備管理や川の治水研究、治水活動を通じ、人々がより良く暮らせる環境づくりに取り組んだから。私は会社の一代表という自覚と同時に自由学園の代表という意識も常に持っています。今後は「宮本に任せれば大丈夫」と、社内外から頼られる営業担当者に成長していきたいと考えています。
父母会を通して知る、親元を離れて学ぶ息子たちの成長の姿
年4回開かれる父母会(保護者会)には、担任の先生からクラス全員の子どもたちの様子をくわしく伺える機会が設けられており、とても楽しみな時間です。またクラスの父母が想いを同じにして子どもたちを育てているのだという、温かい気持ちになれる素敵な時間でもあります。