東天寮では新入生を迎え入れる入舎式が行われた。拍手の中、新入生が会場の食堂に入場し、讃美歌510番を歌って式が始められた。この讃美歌は「子を思って祈る母」について歌っているもので、東天寮ではみなが暗唱できるほど親しまれている。司会の寮長は、友について書かれた聖句（コヘレトの言葉４章9～12節）を引用して「これから先、不安なこともあるだろうが、ここで信頼できる仲間をたくさんつくってほしい」と話した。新入生父母からは「始めは涙を流すこともあるかもしれないが、君たちが大きく成長した姿を見せてくれることを楽しみにしています」という温かいお話があった。入舎式の後は、それぞれの部屋で父母も交えた記念撮影を行った。名残を惜しみながら父母を送り出したが、18時の夕食は、新たな友と食卓を囲み、にぎやかな一時となった。新入生にとって長い一日が終わり、明日から全学年そろった生活が始まる。
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