カンボジア研修２日目は、キリングフィールドの見学から始まりました。ポルポト政権時代に行われた虐殺の地を訪れ、ガイドの方からお話を伺いました。キリングフィールドには、処刑された人々の骨や当時虐殺に使われていた武器、死体が埋められていた穴などが残っており、当時の様子を目の当たりにすることになりました。その後トゥールスレン博物館に行きました。トゥールスレン博物館はポルポト時代に用いられた収容所で、収容所になる前は学校として利用されていた場所です。収容所には拷問を受けた人々の写真やその当時に使われていたベットなどが展示されていました。教育現場となる学校が拷問部屋に使われていたという事実が当時の異常な様子を物語っており、生徒も言葉を失い呆然と見学をしていいました。昼食は、カンボジアで有名なカフェでいただき、その後セントラルマーケットで買い物をしました。現地の方に値切り交渉をしながら、Tシャツやタイパンツなどそれぞれ目当てのものを購入しました。最後は、毎年カンボジアでお話を伺っている倉田さんのお店に訪問し、お話を伺いました。倉田さんはカンボジアで倉田ペッパーというコショウのお店を経営されており、どのようにカンボジアでビジネスを行ってきたか、どのような思いでお仕事をしているかについてなど今日に至るまでの過程を伺いました。最後には、自家製のコショウの佃煮やソーセージを試食させていただき、おみあげも買うことができました。皆とても元気な様子で夜は、FLOWの子供達と楽しいひと時を過ごしています。
