伝統の「遠足」を2019年度以来3年ぶりに実施しました。
コロナでいったんは途絶えた行事でしたが、今こそ自然のなかに身を置き、学年を超えて関わる機会が必要だと考え、再開に向けて試行錯誤を重ねてきました。宿泊学習じたいを経験していない生徒も多いなか、安全に行えること、感染対策を講じられること、生徒にとって自信と学びを得られることを重視して、1泊2日の日程で、中高男女ともに八ヶ岳での実施になりました。
7月12日から13日の二日間、高等科は「天狗岳コース」「白駒池・にゅうコース」に分かれ行いました。雨続きのなか、奇跡的な晴天に恵まれ、どちらも怪我もなく無事に山頂に立ちました。
7月13日から14日の二日間、中等科は「白駒池散策コース」「にゅう登頂コース」に分かれて行いました。雨のなか、雨具の着脱や滑りやすい登山道など様々な困難がありましたが、そのぶんやりきった達成感も格別なものでした。
学校登山を行う学校が減少の一途を辿るなか、伝統を紡ぎ、新たな一歩を踏み出せました。
高等科 天狗岳への稜線を歩く
高等科 にゅうへの険しい登り
中等科 にゅう山頂