最高学部の保護者並びに学生の皆さまへ  6月1日以降の予定について/お知らせ - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

最高学部の保護者並びに学生の皆さまへ  6月1日以降の予定について/お知らせ - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

お知らせ

最高学部の保護者並びに学生の皆さまへ  6月1日以降の予定について

2020年5月25日

最高学部の保護者並びに学生の皆さまへ

 

6月1日以降の予定について

 

長期化するコロナ感染症の拡大防止体制のもと、授業開始を繰り下げ、南沢キャンパスへの立ち入りを制限させていただきましたが、皆さまには多大なご理解と協力をいただき感謝いたします。又、5月14日からのオンライン授業実施につきましても情報機器やインターネット環境のご準備をいただき誠にありがとうございます。

5月14日、全国39都道府県での緊急事態宣言が解除されました。追って5月21日には、東京都・埼玉・神奈川・千葉県・北海道での宣言継続の政府の方針が出されました。

最高学部では、6月1日(月)の対面授業開始に向けての検討を重ねてまいりました。一人ひとりの命の安全を第一に考え、とくに、寮再開に向けてどのような体制を整えれば良いのか、寮生と通学生が共に安心して生活するためにどのような条件が整えばよいのかなどについて、健康管理室や校医の先生を交えて慎重に検討してまいりました。

その結果、今学期は対面授業の実施は困難と判断し、繰り下げた学年暦通り、春期終了までオンライン授業を継続することとします。したがって、8月5日(水)までオンライン授業を行い、8月6日(木)の予備日をはさんで、8月7日(金)のオンライン終業式をもって1学期(ならびに春期)を終了します(オンライン授業の最後の1週間は定期試験週間ですが、筆記試験は一部他の評価方法に変更します)。なお、夏休み終了は予定通り9月14日(火)とし、9月15(水)の2学期始業式から通常登校を開始とする予定です。

オンライン授業については、まだまだ不十分な部分もありますが、今後の授業体制としても重要な要素を含んでいます。殊に、終息が見通せないコロナ感染症拡大の状況においては有効な授業方法であると考えます。体制の整備をさらに進め、これを継続いたします。

寮の使用についても、現体制では、医療体制に万全の態勢をとることが極めて困難であり、又、罹患者に対する保護においても、さらに万が一の感染拡大についても、その体制保全は困難であると判断し、このまま閉寮継続としました。

学生をはじめとする関係者すべての感染リスク回避と感染拡大を最小限にとどめる社会的責務を果たしていきたいと考えてこの決定に至りました、何とぞ御理解のほどをお願いいたします。

なお、オンライン授業期間中の学生の登校に関しては、学園内の自然環境保持のための作業等テレワークでの代替が不可能な内容に限り、許可された場合を除いては、引き続き原則禁止とします。又許可に際しても公共機関を使わないことを原則とし、保護者の許可を受けること、三密を避けることなど、感染リスクを避ける行動をとることとします。

 

【追記】

今後、コロナ感染症の影響に関する事態に改善が見られ、対面授業を実施可能と判断した場合は、対面授業に移行する2週間程度以前を目途に告知します。

 

2020年5月23日
自由学園最高学部長 渡辺憲司

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