9月21日、大学院での研究を継続している最高学部助教の吉川慎平先生が、東京工業大学で開催された応用生態工学会・第22回研究発表会において、「湧水環境依存種の生息場回復に向けた湧水ポテンシャル分布の評価」というタイトルでポスター発表を行いました。その結果、研究内容、ポスター等が総合的に評価され、「最優秀ポスター発表賞」を受賞しました。
吉川先生は次のように語ります:これまで約3年間、湧き水に棲む冷水性の希少魚(トゲウオ科のハリヨ)が生息する、岐阜県の養老山地山麓の河川に通い、生息環境の保全を目的とした水環境の調査を実施しました。今回、その結果を基に湧水の調査・評価手法としてまとめ発表しました。思いがけず高い評価をいただき、大変光栄です。
受賞をした発表ポスターは、学生や先生方にも見てもらえるよう学部棟内に展示する予定です。
文・写真:遠藤敏喜(学部教員)