2023年3月25日〜27日にオンラインで開催された、第134回日本森林学会大会で、最高学部の教員・学生等が連名で、「東京都東久留米市におけるブナ科樹木萎凋病の発生と予防の取組み事例」としてポスター発表を行った。これは2021年度自由学園最高学部卒業研究(領域横断研究フィールドサイエンス)の一部で、各地で報告されているブナ科樹木萎凋病(通称ナラ枯れ)の発生と予防の取組みについて、東京都東久留米市の都市公園である向山緑地公園、および(学)自由学園 南沢キャンパスで取り組んだ内容をまとめたものである。学会員の柏木が代表して発表した。
向山緑地公園での調査は、東久留米市から都市公園内行為許可、および都市公園使用料の減免を受けて実施した。また、市とボランティア協定を結んでいる市民団体「向山緑地・立野川勉強会」((学)自由学園は団体会員)の会員の皆様にご尽力いただいた。深く御礼申し上げる。また本研究の一部は、自由学園最高学部研究奨励金(課題番号:JGC20B02)、自由学園最高学部若手教員支援研究費(課題番号:JF21D01)の助成を受けて実施した。
文:柏木めぐみ(最高学部特任助教、環境文化創造センター研究員)