2月12日(月)に、今年度最後となる集中講義「自然探索実験」が、大塚ちか子先生、松田こずえ先生のご指導のもと、1・2年生の男女合わせて10名が参加し、神奈川県の箱根地方で行われた。
当日は、朝9時に箱根登山鉄道、入生田駅に集合し、駅前にある神奈川県立「生命の星・地球博物館」を見学した。学芸員の方に、箱根地域に生息する、ネズミやモグラなどのお話をしていただき、普段は見ることのできない、剥製や標本の収蔵庫を見学させていただいた。館内の常設展示を見た後、昼食をとり、午後は、箱根火山の外輪山の「塔の峰」付近の山中を探索した。入生田駅付近から山に入り、植生や地形などを見ながら、4時間程歩き、再び入生田駅に戻った。今回探索した山々は、寺院の裏山で、古くから山が大切にされてきたことが随所にうかがえた。

標本を見せていただく(左)と収蔵庫内の様子(右)

遠くに相模湾を望む(左)と稜線の地形を観察する(右)
今年度の実習は今回で最後となったが、1年間をかけて関東地方一円を周り、学園のある東久留米と、それぞれの場所とを比較考察することができた。

文と写真:吉川慎平(学部2年)

















