ネパールワークキャンプもうすぐ帰国/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

ネパールワークキャンプもうすぐ帰国/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

ネパールワークキャンプもうすぐ帰国

2009年8月2日

ネパールワークキャンプもうすぐ帰国シンガポールのホテルから報告します。昨日、現地時間の23時過ぎにホテルに無事到着しました。23名全員元気です。今年のワークの主な活動内容は4点でした。
1. バカテダラ(旧植林地)での補植、剪定、除草
2. スンダルバスティ(新植林地)での植え付け
3. 植林地周辺の学校における授業
4. エリアスタディー


1については5年契約の最終年として過去に植えた物を丁寧に一本一本の成長を確認するとともに枯れてしまった部分へ補植を行いました。(詳しい本数については後日報告書にてお知らせする予定です)また、成長の遅い小さい苗については周りの草を取り除き大きくなったものには剪定を行いました。2~3年前に植えた木が場所によっては私の背丈と同じくらいに成長し、木が全く生えていなかった斜面も少しずつ森に近づいています。
2についてはコーヒーとハーブを合計で約700本植え付けしました。植え付け場所を整えるため土を掘り返したり堆肥を混ぜたりと作業はかなりハードでしたが皆熱心に取り組んでくれました。
3については日食、交通機関のスト、豪雨等の影響で予定していた授業は1/3ほどキャンセルになりました。しかし、例年と同じように授業を通して多くの影響を互いに与え合いよい交流の場となりました。
4は休日を使ってカトマンズ盆地にあるチベット仏教3大聖地のひとつ(ナモブッタ)に現地でお世話になっている方のガイドで見学に行きました。改修中の建物の中では壁画を手で書いているところも見ることができ貴重な体験でした。
今回は宿舎や植林を行う場所等が新しくなったためかなりの部分手探り状態でした。計画通りに進まないことも多々ありましたがリーダーの学生を中心に皆本当によくがんばってくれました。また、2011年までの活動場所について営林署、村人との契約がまとまり今後も継続して活動が行えることになりました。
明日は15時から17時までホテルでミーティングを行い、夜の便で日本に出発、翌朝成田に到着予定です。皆が無事に帰国できるようあとひとふん張りといったところです。
                           
追伸 今年もネパールの全国紙に我々の活動が取り上げられました。
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文・写真:神 明久(学部教師・2009年度ネパールワークキャンプ団長)

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