カトマンズ、タイのバンコクでの生活も終わり、今年度のネパールワークキャンプもいよいよ終わりを迎えた。
カトマンズでは、今までの18日間を過ごしてきたバネパの町とは異なり、ネパールという国には変わりないが、どこか日本の影を感じてしまう都会での生活を満喫した。そこは、日本語が所々で飛び交い、いろんな物を売り込んでくるネパールの商売人とともに時間は過ぎ去っていった。バンコクでは、今年は滞在時間が例年に比べ短くなったが、皆思い思いに興味のある場所へ足を運び満喫してきた様子だった。バンコクでの最後の反省会では、今まで過ごしてきた中で出てきた反省点や良かった点、及び来年に繋げられる点を皆で聞き合い、指摘し合うことが出来た。
話は変わり、今年度の目標は、”知る”。参加者一人一人が個々に違う”何か”を得ることができた23日間になってくれたことを願っている。これから、今年度の参加者たちは、自分たちが五感で感じたことを自分の中に落とし込み、唯一、実体験した経験を、自分たち以外の誰かに伝えていくことを目的に日々生活してゆく。
その一つの機会がネパールワークキャンプ報告会である。日程は9月28日（土）で、予定時間は14時から約1時間ほどである。今回は、今までワークキャンプに参加した方々や父母の方を対象にしたいと考えている。ただの活動報告ではなく、自分たちがワークキャンプを通して考えたことを具体化することで、形にして人に伝えることをしたい。是非、今年の報告会には多くのお客様に足を運んでいただきたい。
最後に、本当に今年度のメンバーで最後まで無事に生活をして、日本に帰って来ることができ感謝している。様々な人にサポートをしていただいているからこその活動なのでそのことを心に留めて何事も無く帰国できたことに再度感謝の言葉を述べたい。ありがとうございました。
成田での集合写真
文：恩田将樹（学部3年，ネパールワークリーダー）
写真：花井聖仁（学部1年）
