去る12月5日(日)第72回奥多摩渓谷駅伝競走大会に競走部(男子)が初参加し、みごと完走を果たした。このレースは青梅市役所前(東青梅駅)~奥多摩町ビジターセンター前中継地点(奥多摩駅)を6区間(全行程44.4km)で結ぶ、歴史ある本格的な駅伝大会である。山沿いのコースを走り箱根駅伝気分を味わうことができるが、出場者には繰上げスタート有りという厳しい条件が課せられる。
当日は快晴の冬としては暖かな天候に恵まれ、全参加192チーム、自由学園は大学の部に参加し31チーム中29位、総合タイムは2時間48分08秒であった。1年生にとっては、初の本格的な大会参加であるが、全員が襷をつなぎ制限時間内にゴールした。女子部員、教員の計7名が選手のサポートにあたった。また、遠いところ在校生や父母が応援に駆けつけてくださり、大変心強く感謝であった。
今後は、年明けの1月に第35回瑞穂町駅伝競走大会、2月に第64回府中駅伝競走大会へ参加が決定している。府中駅伝には昨年に続き2回目の参加となるので、昨年の25位よりも上位に食い込めるよう練習を重ねたいと思う。
【感想】
(3区:1年梅津史雅)皆で走るということを感じました。一人で1つのコースを走るのではなく、皆で1つのコースを走る。様々な方のサポートがあって走ることができる。沢山の方の力添えや関わりがあったからこそ、楽しさも喜びも多かったと思いました。
(6区:1年増川喜一)悔しいの一言です。練習不足に尽きると思います。1月にまた試合があるので、もう少し体力をつけてから、そこに望みたいと思います。
(5区:主将4年角田然)歴史ある大会で規模もそれなりに大きく、参加大学のレベルも高いのでレースの雰囲気は非常に良かった。当日まではレースそのものより、周辺のことでの不安が多かったが、フタを開けてみれば、底抜けの晴天で、メンバーもそろい、ユニフォームはカッコよく、思いがけない応援もあり、とても楽しい一日だった。他大学も参加するレースを走ることで、刺激を受けられたメンバーが居たようでよかった。先生方、マネージャーの強力なサポートに感謝したい。
文:小田幸子(学部教師)
写真:五十嵐清文(学部教師)・渡邉弥生(学部4年)ほか