3年生が学外研修でデンマーク・オレロップへ留学する/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

3年生が学外研修でデンマーク・オレロップへ留学する/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

3年生が学外研修でデンマーク・オレロップへ留学する

2020年8月13日


自由学園最高学部には、デンマークのオレロップ体育アカデミーへの奨学金制度があります。毎年1名、留学に必要な経費をオレロップが支援します。長年の自由学園との関係から、2016年に制度化されました。

今年1月にオレロップ奨学生に決まった学部3年の平田渓君。コロナ禍の中、留学できるかどうか危ぶまれましたが、8月2日に日本を出発し、無事オレロップに到着しました。

デンマークでは1月から感染者が増加し、オレロップ体育アカデミーも3月に学校を一旦閉鎖しました。6月16日の再開後、デンマークでは7月に入りE U以外の国からの入国を緩和し、日本からもフォルケホイスコーレの入学許可証が出ている学生に限り入国が認められるようになりました。

オレロップ体育アカデミーの国際交流担当のクリスティアーネ先生と連絡を取り合い、入国に必要な書類の準備や航空券の手配、乗り継ぎ空港の安全管理の確認、出発直前にPCR検査を受けたり、と準備を慎重に進めてきました。本人の希望とご家族の同意と後押しがあり出発の運びとなりました。

オレロップ体育アカデミーはデンマークの学生以外にも南米・アメリカ・アフリカ・アジアなど世界各国から参加するINTAC(International Academy)のコースがあります。コロナ禍の中、全寮制で対話と実技を中心としたプログラムをどのように運営していくのか、学園も学ぶところがありそうです。12月まで、千載一遇の機会に心と身体を充分に使い経験を重ねてほしいと願っています。

オレロップに到着した平田君

到着後の平田君からひと言:
聞き取れなかった英語もあり、到着するまで少々苦労しましたが、クリスティアーネ先生や他の方にサポートしていただき、無事たどり着くことができました。今後、よく聞いて、よく考えて生活し、自分に足りないものや伸ばせる部分を見つけて、しっかり吸収できるよう頑張ります!

文:早野曜子(学部教員)

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