私たち自主研究「RO農法への挑戦」グループは、9月22日(日)から23日(月)にかけて、那須農場で活動を行いました。今回は最高学部生4名、高等部生4名、中等部生1名、教員2名の計11名が参加し、草刈りと冬作作物の播種・植え付け作業を中心に行い、他にも作物の収穫作業などを行いました。

草刈りについては、前回の8月から一か月以上作業に来ることができなかったため、雑草が旺盛に伸びていました。すでに植えられている大豆やトウモロコシなどを誤って切ってしまわないよう、細心の注意を払いながら作業を進めました。


冬作の播種・植え付けでは、ニンニク、ネギ、カブ、大根の4種類を播種しました。今回のニンニクは、昨年の秋に植え、今年の春に収穫したものを使用しました。ニンニクは昨年多く収穫できたため、今回も多収穫になることを期待して植え付けましたが、その他のネギ、カブ、大根は初めての取り組みとなります。無事に育ってくれることを願っています。

また、草刈りをしている際に、収穫時期を迎えている作物がいくつか見つかったため、収穫作業も行いました。収穫できた野菜は、バターナッツ、唐辛子、ミニトマト、枝豆(大豆)、エンドウ豆、ジャガイモの6種類でした。収穫した野菜の一部は当日の昼食で調理して試食しましたが、ミニトマトがとても甘く、不耕起栽培でもこれほどのミニトマトが育てられるのかと感動しました。

今回の作業では雑草が多く、草刈りは大変でしたが、旺盛な雑草を刈った後に、大豆が青々と育っている様子がはっきりとわかり、12月の収穫が大変楽しみになりました。
これからは涼しい季節に移行し、雑草の勢いもだんだん収まってくると思われます。それに伴って寒さも厳しくなると思いますが、今回植えた作物が無事収穫までたどり着けることを願っています。
文:丸原 歩(最高学部4年)・写真:最高学部1,4年