初等部では、クラスを6~7人のグループに分け「家族」と呼んでいます。子どもたちは、授業や掃除、行事など、様々な場面でこの「家族」を単位として助け合い、日々の生活をおくります。
「家族編成」では、全校遠足に向けて、1年生から6年生までの縦割りのグループになります。 6年生が、「家族長」や「班長」をつとめ、各学年がそれに続きます。
縦割りの家族が決まると、次は遠足に向けての足馴です。学園の周りをみんなで実際に歩きます。
自動車や自転車、歩いてくる人などに気を配りながら、上級生が「左に寄って」「車が来るよ」「2列であるこう」「反対側に渡るよ」と声をかけます。道のことだけではありません。くたびれている下級生に「がんばろう」「もう少しだよ」と優しく声をかけ、手を引く上級生の姿もあります。
足馴しを通して、気がついたことや学んだことが、遠足の本番にいかされるといいですね。