遠足②/近況(全学年) - 自由学園 初等部(小学校)/東京の私立小学校

遠足②/近況(全学年) - 東京の私立小学校【自由学園 初等部】 - 人間の土台を創る一貫教育

近況(全学年)

遠足②

2021年5月18日

すこし時間が空いてしまいましたが、5月7日の遠足のつづきです。

遠足の冒頭、佐藤初等部長から次のような話がありました。

「今年の初等部の目標は“楽しく学ぶ”ですが、今日は1年生から6年生のみんなで“楽しく遊ぶ”ことが学びです。協力して楽しい遠足にしましょう」。

遠足は、密を避けるため、縦割りの各家族をさらに五つの班に分け、7人から8人で活動します。遠足前に班ごとに集まり、どんな遊びをするかみんなで話し合いました。密にならず、1年生から6年生が一緒に遊ぶことのできる内容を考えるのは難しいはずですが、みんなでアイデアを出し合い、それを6年生の班長が調整役となってまとめている姿はとても頼もしく映りました。なかにはアイデアが出ず、沈黙が続く班や、意見が分かれる班もあったようですが、大人でも異なる立場の意見を聞き、調整し、具体的な案を生み出すのは難しいことです。特にコロナ禍という制約がある中ですからなおさらのことです。しかし、このような経験を上級生に任せたり、その姿を下級生に見せたりすることも“家族”の活動では大切な学びです。

さて、遠足当日は、各班で工夫した遊びがいたるところで行われていました。鬼ごっこ、やわらかいボールでのドッチボール、長縄跳び、フリスビー、だるまさんがころんだ、しっぽとり、バドミントンなど。また、その場で思いついた遊び、例えば芝の斜面を使って転がってみたり、シロツメクサで首飾りや冠、指輪をつくったり自由学園をまるごと満喫した一日となりました。(つづく)

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