5年生が、5月28日~6月1日の4泊5日で、栃木県那須塩原市にある自由学園那須農場へ、宿泊学習に行ってきました。
【 ハイジの気分 】
~児童の日記①~
「ゴトゴト、ゴトゴト、ゴットン!」
今日は那須の生活の四日目である。ただ今トラックの上。ぼくたちが3年生のときに生まれたウシ、サリーを見に行くところ。農場の方を質問ぜめにすると、サリーは生まれて2年しかたっていないのに、すでにお腹に赤ちゃんがいるとのこと。
「ワオ」と思わず声を上げてしまいそうになった。
ところで、サリーはというと、いた。そこにいた。トラックの荷台に乗り、ガタゴトと水がかかり、しばらくいくと、サリーのいる放牧地に着いた。始めは分からなかったが、たしかにいた。まだ小さい。サリーがいて良かった。
~児童の日記②~
子牛を見るために、子牛小屋に入っていった。子牛はすぐに気付いて寄って来た。なでてあげると服を食べようとした。しばらくクローバーなどをあげていると、農場員の人がミルクとえさを持って来た。ミルクをあげさせてもらった。水を入れる前に首をのばして飲まれてしまった。たくさん入っていたので重かったけどがんばった。飲み終わった子牛の顔はとても満足そうだった。えさはあまり食べていなかった。すごくかわいかった。
この子牛が成年になってお乳を出すようになると思うと、なんだか不思議な気持ちがした。子どもの時は楽なんだなと思った。元気に成長してもらいたい。
(写真) 初等部教師 中村弘之
松本 学
松本 学