2月3日(火)節分。東天寮では夕方から高等科3年生が食堂に集まり、恵方巻きを作った。恵方巻きとは関西の方で行われている習慣で、その年の恵方を向いて無言で食べる恵みが訪れるというものだそうだ。今年は生徒からの提案で、昨年までしていた豆蒔きではなく恵方巻きにすることになった。幾つかのチームに分かれて作業を行い、炊きたてのご飯を冷ましながらお酢を入れ酢飯を作る班、1つの大きな厚焼き玉子を切り、人数分に分ける班、かんぴょうやでんぶをテーブル数に分ける班等になって作っていった。作って分けられた具材は食事が始まってから各自の手によって巻かれて完成。大小様々な恵方巻きが出来上がった。(高等科3年生)
中には酢飯を入れすぎて海苔からはみでてしまう物や、待ちきれず具材を食べてしまい、酢飯とキュウリと後少々だけでかっぱ巻きに近い物になったものもあったようだ。皆美味しいと言いながら食べていたところから、中々の好評であったようだ。ちなみに今年の恵方は東北東だった。そちらを向いて食べる者は何人も見えたが、流石に黙って食べる…と無理だったようだ。
酢飯をつくる
具材を用意する