５月１日は、創立者羽仁吉一先生のお誕生日であった。吉一先生は１３０年前のこの日に山口県の三田尻（現防府市）でお生まれになった。お誕生日に際して、男子部一回生の柿崎平四郎さんを昼食にお迎えし、皆で吉一先生についてのお話を伺った。羽仁先生御夫妻が『家庭之友』と『婦人之友』に掲げられた精神は、「天下の憂いに先んじて憂い、天下の楽しみに遅れて楽しむ」という「先憂後楽」の精神であり、また吉一先生が「世俗的」ではなく「社会的」であることが重要であると繰り返されていたとお話くださった。ステージ横の羽仁先生お二人が並んだお写真は柿崎さんが撮影されたものという説明に、皆から驚きの声が上がった。
また今年度、男子部では日常生活に英語を取り入れようという試みが進められているが、その一貫としてこの日の昼食では、委員長が以下のように英語で昼食のお祈りをした。
“Dear Heavenly Father. Thank you for this food. Let us be reminded: Christ is the Head of this house, the Unseen Guest at every meal, the Silent Listener to every conversation. In Jesus Name. Amen.”
吉一先生のお誕生日にふさわしく、うれしいひと時であった。
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