2月の休日の4日間を使って、高等科1年生の希望者による時計の分解組み立て実習が行われました。時計の専門家の方々にご指導いただきながら、各自で機械式の腕時計を分解し、再び組み立てる作業を通して、体験的に時計の構造を学びました。
以下はある生徒の感想の一部です。
「今回の実習で一番心に残っているのは時計の分解をしているときに見た歯車の構造だ。決して意味のない部品はなく、一つひとつが時を刻むために動いていて感動した。人類の技術の結晶はすごかった。」
現代は、コンピューターやスマートフォンのように“ブラックボックス化”した道具があふれています。多くの人にとって時計も例外ではありません。今回、機械式腕時計の分解と組み立てを行う中で、生徒たちは時計の構造を学ぶだけではなく、人類の技術の粋も肌で感じることができました。(山縣)