2018年度から開講される「経営実践研究」の開講記念講演会を2月10日(土)に明日館講堂で開催しました。ホッピービバレッジ株式会社代表取締役社長の石渡美奈様が、「社長が変われば、社員は変わる! ホッピーはなぜブランドイメージを変えることができたのか」と題して、3代目社長としての事業承継の苦労、経営への取組み、70周年の企業の歴史についてお話しくださいました。「人柄のよい製品をつくる」「人を大事にする」「人間力を磨く人」「まねされないものとは社員教育」など人財育成、組織運営にかける熱意が伝わる講演会となりました。
最高学部学生と保護者、一般の方々など112名に参加していただきました。参加者からは、迫力のある講演を拝聴でき大変感動した、心に響くキーワードがあった、参考になるお話で有意義な時間であったなどの感想が寄せられました。学生からも、老舗企業とは歴史は古いが経営は最新、社員を大切に思ってくれる会社は素晴らしい、3代目、継ぐということをどう考えるかの材料がたくさんある貴重な講演などの感想があり、よい刺激と勇気を与える講演会になりました。
経営実践研究は、次世代企業経営者および起業する人、社会貢献団体(NPO)を経営できる人など、将来の経営者を育成するカリキュラムです。人を大事にしながら、社会への新たな構想を持ち、事業革新に挑戦する次世代経営者を育成することを目的に2018年に開講します。
文:水嶋 敦(学部教員・経営実践研究ゼミ主任)
写真:田口玄一郎(総合企画室)・田中悠貴(学部2年)