今年度の正門前イルミネーション制作は、生活経営研究実習の資源・エネルギー、庭園・自然環境:樹木、図書・記録、農芸の4グループ合同で行いました。具体的には、資源・エネルギーが全体の構想、樹木は竹を選定し枝を落としてツリーの材料を提供、図書はBGMのプレイリストを編集、農芸はリース製作を担当しました。
例年は2年生が中心でイルミネーションの計画を進めていますが、今年は企画段階から1、2年生でよく話し合い、製作しました。
ツリーやソリ、トナカイなどの一つ一つには設計を担当した個人がいますが、一つ一つのオブジェについて皆で知恵を出し合っています。
特に工夫したのは、どうやって少ない電飾でイルミネーションのボリューム感を出すかという点です。オブジェそのものだけでも迫力のあるものを製作するよう心掛けたり、小さいLEDの電飾だけでなく、少し大きめのLED裸電球を内部に入れたり、電飾一本を塊のように巻くことによってボリューム感を演出することができました。このような状況下では、例年のようにクリスマスを感じる機会が減ってしまいましたが、少しでも皆がクリスマスが来たとワクワクできるようにと願いを込めて設営しました。
文:田中晃博(最高学部2年)
写真:生活経営研究実習 資源エネルギーグループ