今年も、最高学部の生活経営研究実習 庭園・自然環境:樹木グループの学生が学園正門に門松を設置しました。
1年生を中心に、まず門松のかたちを考え、11月後半から実際の準備を始めました。学園内の竹林の竹を切り出し、「笑い口」と呼ばれる斜めの切り口を切る練習からはじめました。門松は3本の竹を1組にするため、左右計6本の切り口の角度を揃える必要があります。その他、門松に必要な物品の準備を学期中に済ませて、冬休みに入りました。
12月26日、学部1年3名、2年1名の学生4名と教員2名で正門への設置を行いました。材料の竹だけではなく、松(自由学園の木)、梅(自由学園の花)、ナンテンなど全て学園内のものを使用しました。設置は、昨年携わった2年生が指導して約2時間で完了しました。
今年度の門松リーダーの1年奥貫さんは「これまで門松というものをじっくり見たことはなかったのですが、今回実際に作ってみることでいろいろな学びがあり、楽しかったです。また、この門松を近隣の方にも見ていただけたら嬉しいです」と話していました。
門松は1月6日まで飾られる予定です。
文・写真:小田 幸子(最高学部教員)