最高学部生活経営研究実習「庭園・自然環境:草本・潅木グループ」は、4月28日に春の自然観察会を開催しました。自然観察会は年に2回、春と秋に行われ、学生が地域の方などと一緒に南沢キャンパス内の自然観察を行っています。
当日は天候に恵まれ、過ごしやすい天気の中、75名の方に南沢キャンパス内の春の自然を楽しんでいただきました。 7グループに分かれて校内を回り、学生・教員が植物等の説明をしながら、校内の「野生植物観察実験区」を中心に、ホタルカズラやヒトリシズカ、フタリシズカなどの野生植物を観察しました。自然観察をする時間は、学生が説明をするだけではなく、参加者の方から植物について教えていただくこともあり、私たち学生も学ぶ機会となっています。
会終了後には、農芸グループから野菜と花束販売、食事研究グループからクッキー販売もあり、最後まで皆様に楽しんでいただくことができました。
今回参加した方からは「秋の自然観察会にも参加したいです」「説明がわかりやすく楽しかったです」 などのご感想を多くいただきました。
毎年参加してくださっている方も多く、自然観察会という場で、私たち学生と地域の方々、また、地域の方々同士の繋がりが築かれていることを改めて実感しました。
今後もこのような機会を大切に、普段の実習での活動に取り組んでいきたいです。
文・写真 加藤聖二(最高学部2年)