今まで2年課程のみで行われていた伊勢・奈良・京都への旅行が今回より「前期課程修了研究旅行」と名を改め、4年課程2年女子も共に参加することになりました。今回は12月3日から8日までの6日間、生徒21名教師3名の計24名で行って参りました。行き先は以下の通りです。
1日目:伊勢神宮(内宮)
2日目:大神神社・万葉文化館・石舞台古墳・飛鳥寺・甘橿の丘・當麻寺
3日目:法隆寺・唐招提寺・薬師寺・奈良友の家
4日目:東大寺・二月堂・興福寺・古梅園・平等院
5日目:グループ行動(桂離宮・修学院離宮など)・京都友の家
6日目:大徳寺
2年生は国文学を長谷川政春先生より、日本文学史を室永優子先生より講義していただいています。国文学では折口信夫の『死者の書』を学んできました。この旅では、その舞台となったところに実際に行くことができました。日本人である私たちが、おとなになることを目前にして、日本人の文化・思想のルーツとは何か、そのことについて考えることは、とても重要なことだと思いました。また、自分自身の生への問い「私たちはどこから来たのか」ということについても、今回のこの旅をきっかけに考え深めたいと思います。
奈良と京都の友の家ではお食事会を開いていただき、友の会の方、関西父母会の方とご一緒にあたたかな手料理を囲み、胃も心も大変満足いたしました。
今回の旅行を通して勉強面での収穫はもちろんのこと、それに加え様々な方のお力添えを改めて感じました。この場をお借りして、この旅行に関わっていただいた全ての方に感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
文:会田七菜(学部2年)