5月29日に三重大学で開催された「2010年度世界新教育学会(WEF)国際教育フォーラム」にて、テーマ別グループ研究「人間形成と教育」の4年生がポスターセッションに参加した。
WEFとはThe World Education Fellowship Japan Sectionの略称であり、子どもの自主性・創造性を尊重し、人間教育の在り方を追求しようとする国際的な研究機関である。WEFの活動には自由学園創立者の羽仁もと子先生も日本の教育者として発展に尽力されている。
自由学園からは4枚のポスター発表を行い、世界新教育運動と自由学園の関わりについて、今年度卒業研究の概要、三重県での発表ということもあり、自由学園教育の実例として海山での植林活動を中心とした森林に関わる教育を取り上げて発表した。学会参加者や三重大学の学生など、多くの人にポスターを見てもらうことができた。また発表にあたって私たち自身も自由学園で行われている教育と向き合う良い機会となった。
また、学会発表だけでなく、伊勢神宮や卒業生が働いている愛農学園農業高等学校へ見学に行くなど有意義な学会発表旅行となった。
このポスター発表にあたり、ゼミの3年生、数理情報ゼミをはじめとする多くの方々にご尽力いただきました事を、この場を借りて御礼申し上げます。
(左)設営の様子 (右)製作したパネル
文:木村真依子(学部4年) 写真:咲花昭嗣(学部教師)