2013年度の卒業記念として、3月16日（日）に植樹を行いました。当日は、植樹に先立ち、新卒業生とその父母が集まり、最高学部構内の掃除も行いました。植樹については、前日から係で穴を掘っておき、当日は小田幸子先生、矢野淳子先生のご指導のもと、学生と父母の全員で土を少しずつかけ、植えました。場所は、理科棟前の花壇横の芝生です。
記念樹としていくつか候補がある中で、花が咲くものをということで、その中でも学園内の桜で枯れ始めてきたものがあることから「天の川（Prunus lannesiana ‘Erecta’）」を選びました。実際に3月初めに植木屋さんに係と先生で見に行き、2本選びました。
天の川の花は中輪で、八重咲きの淡紅色。開花期は4月下旬頃とされています。枝は直立し、花も上向きに咲く桜で、樹形は円柱形になり樹の多い学園の庭にも適していると思いました。またプレートは、学園の風景に似合うものをということで、2年生の小松恵美さんが制作しました。木板に一文字ずつ文字を彫り、手作りのあたたかいプレートになりました。
植樹の様子
植えた樹と手作りのプレート
天の川の他にも、記念品としてジューンベリーという6月に実のなる木を1本植樹します。まだ植えたばかりで、きちんと根付くか心配ですが、在校生の皆さんに気にかけて頂けたら嬉しいです。
この春から皆それぞれの道を歩んでいく中で、学園のこととともにこの桜のことも時々思い出せたらよいと思います。
文：本岡葵（学部4年）
写真：鈴木信（学部4年）
