「青少年体験活動奨励制度」において学部生が修了証を授与される/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

「青少年体験活動奨励制度」において学部生が修了証を授与される/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

「青少年体験活動奨励制度」において学部生が修了証を授与される

2014年4月1日

3月19日に、文部科学省がすすめる青少年の体験活動の推進活動である「青少年体験活動奨励制度(Japan Youth Award)」において、最高学部2年生(当時1年生)の花井聖仁君と藤田創君の2名が修了証を授与されました。

この「青少年体験活動奨励制度(Japan Youth Award)」は、「青少年が自立への意欲を高め、心と体の相伴った成長を促進するため、全ての青少年の生活に体験活動を根付かせ、社会との関係の中で自己実現を図れるよう、自然体験や社会体験など多様な体験活動の機会を充実するための取り組みを推進する」ことを目的として整備された制度です。この「青少年体験活動奨励制度(Japan Youth Award)」における体験活動は、「自然体験」、「運動体験」、「ボランティア体験」、「教養体験」の4領域を一定期間継続し、その実績に対して文部科学省から修了証が授与されます。また、この青少年体験活動奨励制度は、国際的な体験活動の評価制度でもある「インターナショナル・エディンバラ・アワード(The Duke of Edinburgh’s Award)」の賞(ブロンズ)の同時取得が可能となっています。この「インターナショナル・エジンバラ・アワード(The Duke of Edinburgh’s Award)」は1956年にイギリスのエディンバラ公爵が創設したもので、現在では世界各国でこの制度が用いられています。

花井君は3月29日に学術総合センター国立情報学研究所で開かれた「青少年体験活動奨励制度推進シンポジウム」において活動報告を行いました。花井君は学部における自主研究グループの活動である有機米作りやJIYUアフタースクールでのボランティアなど学園での活動を、自身が撮った美しい写真を交えて報告をすることができました。

青少年体験活動奨励制度

写真撮影中の花井君

このように自由学園の生徒・学生はこの制度で定められている4領域を日々の学園生活の中で多く体験することができています。その体験を目に見える形でこのように修了証を頂くことで、自己の体験を振り返り、さらに活動を深めていければと思っています。また、国際的にも活用ができるこの修了証を頂くことで、卒業後の進路がさらに広がることを願っております。

平成25年度 青少年体験活動奨励制度
http://www.u-gakugei.ac.jp/~codomo/jya/index.html

インターナショナル・エディンバラ・アワード(The Duke of Edinburgh’s Award
http://www.intaward.org/

文:酒本絵梨子(学部教師)

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