明日館講堂修復工事を見学する/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

明日館講堂修復工事を見学する/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

明日館講堂修復工事を見学する

2015年12月19日

12月7日と17日の2回ほど,最高学部生が池袋にある自由学園明日館講堂の耐震補強工事を見学させていただいた.

明日館は1921年に創立された自由学園の最初の校舎で,フランク・ロイド・ライトの設計である.1934年に自由学園が東久留米市に移転してからは,卒業生の事業活動に利用されていた.その後,1997年に,その歴史的・芸術的価値が認められ,国の重要文化財指定となった.今回の講堂耐震補強工事は,2011年の東日本大震災において被害がなかったものの,耐震力が十分あるかが不明であったため,明日館が文化庁などと協議を重ね実施したものである(明日館ホームページより).

今回の見学は明日館職員の皆様のご好意により実現の運びとなった.7日は「西洋美術史」の受講生が熊澤弘先生とともに見学した.17日は建築などに興味のある学生が見学した.おそらくは100年に1度の機会となろう今回の見学はたいへん貴重なものであった.

明日館

見学の様子(許可をいただいて掲載)

文:遠藤敏喜(学部教員)
写真:花井聖仁(学部3年)

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