「数理モデルとインターフェイス」ゼミの研究紹介/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

「数理モデルとインターフェイス」ゼミの研究紹介/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

「数理モデルとインターフェイス」ゼミの研究紹介

2016年5月8日

3・4年生の「数理モデルとインターフェイス」のゼミでは,ここ数年,数学と美術のコラボレーションにも取り組んでいます.昨年度の卒業研究のひとつでは音楽の可視化を試みました.五線譜の持つ音楽要素を自由学園生活工芸研究所のプラネテデザイン風の縞模様で表現する方法を構築しました.下図は研究成果を自由学園の校歌にアプライしたアートです.

音楽の可視化

a:かかげよ旗を,b:自由をめざして,c:東天寮歌,d:清風寮歌,e:男子部賛歌,f:野の花の姿

数学と美術で人生や社会を豊かにすることがゼミの大目標です,そのために研究活動を通して「世の中をつぶさに観察して未知なる発想をする」練習をします。数学は数と形の学問であり,数も形も人間の生活と切っても切れない関係ですから,ゼミの研究から「新しい生活」の創造につながる何かが得られるかもしれません.

文:遠藤敏喜・河原弘太郎(学部教員)
図:髙橋由佳(2015年度卒業生)

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