５年生が脱穀をしました。
脱穀は、籾(もみ)にくるまれた米粒を、稲穂から外す作業です。
学校には電動の脱穀機があります。
大きな円柱型のドラムにはたくさんのフックがついています。
このドラムが勢いよく回転し、稲穂から籾だけを引っ掛けて取り出す仕組みになっています。
勢いよく回転する脱穀機の中に稲を入れる瞬間はとても緊張します。
２束、３束の稲の根元をしっかりと握って、脱穀機の中に入れます。
ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞという音とともに瞬く間に稲穂から籾だけが取り出されて、箒の先のようになった稲だけが残ります。
子どもたちからは思わず「すごい」という声があがります。
最初は、緊張した面持ちで機械に向かっていた５年生も、慣れてくるとどんどんと作業が進みます。
脱穀をする家族、取り出した籾を集める家族、ごみを集める家族、脱穀機のスケッチをする家族。
役割分担を上手にして、声を掛け合いながら作業をしました。
５年生のお米づくりもいよいよ精米を残すのみとなりました。
子どもたちの満足した表情が印象にのこっています。
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