高等科２年生では、春と秋の２回、昭和２５年から始められた飯能市名栗にある学校林を木を育てる仕事をしています。今春は５０年以上経った重さが人の体重以上ある長さ３メートルの丸太を１０本以上運び出しました。１０月１６日からは前期後期に分かれて４泊５日づつ小屋に泊まって、林内作業を安全に行う為の作業道を４００メートルほど作りました。
急斜面のこんなところに道が作れるの？ と生徒たちは思って始めましたが、出来上がった道を見て「やれば出来るんだ」という充実感を持つことができました。
労働最終日は地元の名栗小学校３年の社会の勉強で林業の紹介のお手伝いをした後、子どもたちと一緒に学校給食をいただきました。高等科２年生の中でも初等部からの出身者にとっては初めて体験する給食でした。
（写真・文：男子部教師 山本幸右）
