3月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季パラリンピック。このパラノルディックスキー競技に、卒業生の有安諒平さんが出場されます。種目はクロスカントリースキーとバイアスロンの2種目。共に男子・視覚障害のクラスでの出場です。

「視覚障害があるとか目が悪いっていうのは、本当にスポーツやる上で足かせに感じるところ。目が悪いせいでキャッチボールできないとか、何々ができないっていうところばっかり感じるところが多かったんです。しかしこのパラスポーツを始めたおかげで、目が悪いおかげでプラスとして見えてきた部分とか、できてきた繋がりとか、またこうして得られる楽しさみたいなところや、すごくいろんなものを与えていただいたんです。そういう意味でもこのパラスポーツを多くの人に知っていただいて、これからスポーツを始めたいと思っている同じような障害を抱える人たちに対して、1つの希望を与えつつ、喜びというか、この楽しさを伝えられるような、恩返しができたらいいなと思っています。」
日本パラスキー連盟のYouTube、「【想い】世代を超えて挑む、パラノルディック日本代表の想い」のインタビューで有安さんはこのようにお話しされていました。このように語りうる背景で、どれほどの努力を重ねてこられたことでしょうか。しかも有安さんは、パラローイングとの二刀流という驚くべき実績を重ねてこられました。
有安さんは男子部中等科3年の時、視野の中心が欠ける黄斑ジストロフィーという難病を発症し、最高学部2年時に筑波技術大学に転学。理学療法士を目指すと共に視覚障碍者柔道を始めます。その後、28歳で杏林大学医学研究科博士課程入学。研究職として働きつつ、2016年にパラ選手発掘プログラムでボート競技に出合い、柔道から転向。パラローイングの世界大会にも参戦を重ね、2021年には東京パラリンピックに出場しました。さらにその半年後、冬場のトレーニングとして始めたクロスカントリースキーで2022年の北京冬季パラリンピックに出場し、20キロクラシカルで7位入賞を果たします。今回、2大会連続の冬季パラリンピック代表となりました。
出場種目及び競技日程(予定)は以下の通りです。
3月7日(土)バイアスロンSprint 7.5㎞
3月8日(日)バイアスロン12.5㎞ Individual
3月10日(火)クロスカントリーSprint CL
3月11日(水)クロスカントリー10㎞ CL
3月13日(金)バイアスロンSprint
3月14日(土)クロスカントリーRelay
3月15日(日)クロスカントリー20km FR
日本から卒業生・後輩たちと共に声援をお送りします!
日本パラスキー連盟のYouTubeは、こちらから、有安さんへの2019年の自由学園でのインタビュー「ボート競技でパラリンピックへ!」はこちらからご覧ください。

















