10月23日(水),自由学園で開催された令和元年度東久留米市民大学中期コース(主催:東久留米市教育部生涯学習課)において,最高学部助教の吉川慎平先生が講師を務めました.
自由学園での市民大学の開催(講義と見学)は今回で12回目になります.吉川先生の講演は『知られざる東久留米の「近代土木遺産」~その価値と老朽化する社会インフラについて~』と題し,市民生活における土木の役割にはじまり,国内のインフラツーリズムや土木遺産に関する話題,自由学園周辺に残る土木的遺構の紹介,インフラ老朽化問題と市民の役割などについての話でした.50名近い参加があり,受講生の方々は熱心に耳を傾けておられました.
昼食は女子部の体操館でパン工房のパンを召し上がっていただきました.午後は秋晴れの中,校内各所ご案内した他,講義に関連して自由学園敷地に隣接する西武線鉄橋や立野川暗渠も見学しました.
今後も最高学部では地域に開かれた大学として東久留米市との地域交流を推進していきます.
文:遠藤敏喜(学部教員)
写真:小田幸子・大塚ちか子(学部教員)