4月23日(火)に最高学部教員2名と学生1名で、那須農場周辺の河川・湧水の調査と、4月末に行う田植えの打ち合わせに出掛けました。那須農場周辺の河川では、先生方が普段は流水を見ないという場所でも流水を確認することができ、地下水位が低い時、河川に水が流れている時も合わせて観察してみたいと感じました。
最高学部の講義での田植えに向けて水田に伺ったところ、管理をしてくださっている農家さんが、ちょうど水田に水を引き入れてくださっていました。その後、イネの苗箱の準備も参加させていただけることになりました。稚苗を育てる育苗箱をベルトコンベアーに流し、赤玉土を入れ、水で濡らした上に種籾、そこに赤玉土で被せるという苗箱の準備と、その苗箱をビニールハウスで作られた苗代に移動させ、均等に並べ、その上にシートを被せるという発芽の準備まで参加させていただきました。




昨年度までの講義では田植えからしか経験したことがなかったため貴重な経験ができたと共に、学生が田植えをするためには田植えの前にも多くの手前がかかっていることを実感できました。また作業の中では人手が足りていないという話もあり、せっかく水田の管理をお願いしているという関係もあるので、田植え前の準備や田植えにもより学生が参加ができれば、と考えられるよい機会となりました。


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文:山田 周太郎(最高学部3年)・写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター長)