最高学部「那須農場での学びと持続可能な農業・地域づくり」の講義で9月28(土)から29日(日)の2日間、学部生7名と教員3名の計10名が那須農場付近の自由学園の田んぼにて稲刈りなどの活動を行いました。
28日は有志の者数名が午前中に出発し、稲の生長観察を行いました。18:30分に後発の者が学園を出発し、21:30ごろに那須農場に到着しました。夕食をいただいた後、9日の作業を確認し12:00ごろに就寝しました。
29日は5:20分に朝食をいただき、片付けをしたのちに田んぼへ出発をしました。6:15分ごろに作業を開始しました。今回の作業は5月末に植えた稲を刈ることと、その稲の脱穀です。前年度は手押しの稲刈り機を用いて作業を行いましたが、今年度は鎌を用い、手刈りで行いました。風の影響か稲が倒れている所がありスムーズに作業が進まなかったりと困難がありましたが9:00ごろには作業を無事終わらせることができました。
作業中に指導をしてくださっている地元の農家さんが様子を見に来てくださり、その際にコメの収穫量の記録に関するアドバイスをしてくださいました。その後、コンバインを用いて稲の脱穀を行いました。地元の農家さんのはからいもあり、スムーズに作業を終えることができました。収穫したコメの総量は2と1/4俵で約135キログラムでした。
今回の作業は今までの作業の集大成といえるもので、その日を迎えられたことをうれしく思います。コメの収穫に携わることは、お米をほぼ毎日口にする私たちにとっても貴重な体験です。那須での作業は一区切りがつきますが、今後の活動も誠意的に取り組んでいきたいと思います。
文・髙橋 大智(最高学部1年)・写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター)