10月25日は、自由学園がこれから取り入れようとしている有機野菜などをつかった食事を体験するために、最高学部保護者が最高学部の昼食に参加します。
メニューも普段とは少し違い、有機野菜や発酵食品をとりいれたメニューです。今回はそれにあわせて、生活経営研究実習 食グループ2年の学生が研究している、学園の葉をつかったお茶を提供することにしました。以下学生のコメントです。
今回作ったお茶は学園内で育ち、収穫した枇杷の葉、桑の葉、笹の葉を使用しました。学園での生活の中でこのお茶を飲みながらリラックスしてほしいと思い、私たちでブレンドしたものです。実習の時間を使い、何度か試作し、飲みやすいように制作しました。
枇杷の葉には、サポニンやタンニンなどの成分が含まれており、喉の炎症を和らげたり、肌の調子を整えたりする働きがあるといわれています。
桑の葉には、鉄分やカルシウムが含まれており、貧血予防や代謝のサポートに役立ちます。
笹の葉には、ポリフェノールやクロロフィル(葉緑素)が含まれ、体をリラックス、口の中をすっきりさせる効果があります。
これら3つの葉をブレンドすることで、体の調子を整えながら、リラックス効果も期待できます。このお茶を飲んで学園の自然にも興味を持ってもらえると嬉しいです。
(最高学部2年 安部聖司)



文:奈良忠寿(最高学部教員)

















