第5回 「健康・医療の意思決定とデータサイエンス」安齋達彦(自由学園最高学部非常勤講師・東京科学大学 M&Dデータ科学センター生物統計学分野准教授: )
11月13日、自由学園最高学部オンライン・ミニレクチャー、第5回What is Liberal Arts?を開催しました。講師に最高学部でデータサイエンスをご担当くださっている安齋達彦先生をお迎えし、データサイエンスの基本となる考え方と「サイエンス」という言葉の意味、リベラルアーツとデータサイエンスのつながりなどについて、実例と共にわかりやすくお話しいただきました。
データを集めれば自動的に答えが出るわけではなく、その前提としてまずどのような問いを立て、どのようなデータを集めるかという判断や選択が重要であること。そしてデータから情報・知識・理解を引き出し、意味ある形にするためには、多角的な「Art(技芸)」が求められること。この判断や選択、「Art」は、その数値を扱うデータサイエンティストが、どのような実体験や知識の幅を持っているかという、きわめて人間的な要素に強く影響されるというお話でした。データサイエンスが人間的要素を土台とするというお話は大変興味深いものでした。
ご参加くださった皆様、ご質問をお寄せくださった皆様、ありがとうございました。
ご関心のある方は以下から録画をご覧ください。


















