自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:新圃場の整地とダイコンの収穫/研究・実習 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:新圃場の整地とダイコンの収穫/研究・実習 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

研究・実習

自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:新圃場の整地とダイコンの収穫

2026年2月2日

自主研究「RO農法への挑戦」グループは、1月24日(土)から25日(日)にかけて、那須農場で活動を行いました。今回は最高学部生7名、高等部生7名、教員2名の計16名が参加し、来年度以降使用する圃場の整地とダイコンの収穫を行いました。全国的に寒波に襲われたこの日は那須農場もとても寒く、晴天でありながら雪がちらつく中作業を行いました。

  

作業中の様子

   

2026年度からの新圃場で行う活動に向けて、先月計測した候補地を圃場として整えることが今回の目的でした。これまで使用していた圃場は東日本大震災の後に除染作業が施された土地でしたが、今回の候補地は杉林であったことから除染が行われておらず、放射線量の測定から作業を始めました。
  

放射線測定で使用した機器

   

地上0mと1mの二地点を作業前と後の二回計測し、どちらも基準値を下回っていることが確認されたため本格的な利用に向けて圃場の整地作業に移りました。

  

地表は針葉樹の切り株だけでなく、その葉や枝、根で厚く覆われており、とても圃場とは言えない状態からの作業でした。熊手を使い不要物を掻き出すほか、積み上げられていた大小さまざまな石を掘って運び出す作業を行いようやく下地が整いました。

作業前の地表部
運び出した石の一部

   

そこから、畝を立てる作業を行いました。
30m×15mの新圃場では、その中を5m四方ずつ区切り18区画で活用していくことにしました。60cm幅の畝を立てる区画、80cm幅の畝を立てる区画、畝のない区画の三種類を作る予定で、内訳は下記図の通りです。

区画分け図

  

土を掘ると葉や枝だけでなく石や竹の根に阻まれ、畝間を掘るだけでも一苦労でした。最初は道具の使い方が覚束なかった生徒たちも徐々にコツを掴み、最終的に80㎝幅を4つ、60cm幅を2つの計6区画を終えることができました。次回は残りの区画の畝立てと平地部分を平らにする作業を行う予定です。

畝立ての様子
完成した畝

  

最後に、これまで使ってきた圃場で先月収穫しなかった分のダイコンの収穫を行ないました。大きいものだと30mほどになるものが30本収穫でき、活動に参加したメンバーで分け合いました。

収穫したダイコン

   

今年度の活動も残り1回となり、2022年度に初めてRO農法の活動を始めた最高学部のメンバーは次を最後に卒業します。思い返せば最初の活動も、こうして圃場を整える所から始まりました。圃場が切り替わるタイミングも重なり、自主研究「RO農法への挑戦」グループとしてはひとつ区切りの年になるのではないでしょうか。
新しい圃場があり、その圃場でこれからも活動を続けてくれる学生がいることに感謝しながら次回の活動に向かっていきたいと思います。

厳しい寒さのなか作業した仲間と記念撮影

   

文:伊藤碧菜(最高学部4年)
写真:最高学部学生・教員

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