10月1日(木)の昼食に、株式会社企業家ネットワーク代表取締役社長の徳永卓三氏から、ベンチャー企業に関するお話しをうかがった。徳永氏は日本経済新聞で勤めた後、1994年に株式会社企業家ネットワークを設立、以降、経営誌『企業家倶楽部』の編集長をはじめ、会員企業家同士との交流、ベンチャー企業を興したばかりの企業家に対するサポートなど、幅広くご活躍中である。
今回は、「ベンチャー企業の社長になろう」というテーマで、アメリカの実例を紹介された。続いて、ソフトバンクの社長である孫正義氏について、生い立ちから現在に至るまで分かりやすく説明してくださった。最後に徳永氏は、「企業を興す成功の秘訣は大きな夢を持つこと。その可能性を信じて生活して欲しい」と述べられた。
アメリカの実例では、優秀な大学生ほどベンチャー企業を興したいと考えている人は多いとのことである。現在世界的に有名な企業の中にも、学生時代に会社を興して成功を収めたところもある。それだけに、今回の講演では会社を興すという、普段なかなか聞くことが出来ない内容を学生に対して分かりやすく説明なさったことが、とても印象に残っている。
文・写真:八木顕人(学部3年)