10月3日(土)午前に、4年課程の卒業研究の第2回中間報告会が行なわれた。今回は、時間の都合上、文化、社会、自然の3つの会場に分かれて、行なわれた。会場には、学部生、学部教職員だけでなく、理事長、学園長をはじめ、4年生父母、卒業生と、多くの方が聞きに来てくださった。とくに父母の方には突然の呼びかけにもかかわらず駆けつけてくださり感謝している。
当日は、1限が体操会であったが、突然の大雨にたたられ、髪の毛など雨にぬれたまま報告をしなくてはいけない者もあった。しかし、開始時間が多少遅れただけで、どの会場も無事かつ有意義に報告会を終えることができた。実際、どの会場も報告はよく準備されていて、研究も着実に進んでいると各会場リーダーから報告を受けた。
次回は12月17日(木)の午前に第3回目の中間報告会が行なわれ、最終的な報告会は来年3月6日(土)に行なわれる。
なお、各ゼミの報告タイトルは以下の通りであった。
世界と日本の文化
異文化の受容
空間意識 ―間とつながり―
宗教に見る江戸と東京
表現とその方法
ライフスタイル
自由学園の男女別教育
環境と経済・社会
自由学園への新エネルギー導入の可能性に関する研究
人間形成と教育
体験が人間形成に及ぼす影響
自然の理解と創造
スポンジケーキを題材としたおいしさの追求
自然と人の関わり―武蔵野の栽培種と野生種―
数理モデルとインターフェイス
教育現場におけるインターフェイス
文・写真:遠藤敏喜(学部教師)