学部3年 自然と数理の公開合同ゼミ/学生生活・学外活動 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

学部3年 自然と数理の公開合同ゼミ/学生生活・学外活動 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

学生生活・学外活動

学部3年 自然と数理の公開合同ゼミ

2009年10月28日

自然と数理の公開合同ゼミ10月27日(火)の17時から19時まで、3年生のテーマ別グループ研究「自然の理解と創造」と「数理モデルとインターフェイス」が公開合同ゼミを行った。出席者は、両ゼミに所属する3・4年生と、その他に1年生から4年生まで約40名の学部生と13名の教職員であった。


「自然の理解と創造」の報告
「物質とエネルギー」「味覚とおいしさ」「農業―いくつかのアプローチから」の3つの報告があった。「物質とエネルギー」では、エネルギーの変換効率、エネルギー資源の利用、火力発電の熱効率、物質の硬度について、これまでのゼミの中で調べて発表してきたことのまとめが報告された。「味覚とおいしさ」では、おいしさの判断基準である味覚についてのアンケート調査の結果が報告された。「農業」では、有機栽培と遺伝子組み換えについての説明があり、とくにイモ類について詳しい調査と実験の結果が報告された。
自然と数理の公開合同ゼミ 自然と数理の公開合同ゼミ
「自然の理解と創造」の報告の様子
「数理モデルとインターフェイス」の報告
「ニーズにあった空間デザイン」「映画産業における宣伝」「マルコフモデルを用いたバスケットボールの試合解析」の3つの報告があった。「ニーズにあった空間デザイン」では、研究室のレイアウト変更、机製作、下駄箱製作、書籍管理システムの開発について報告された。「映画産業における宣伝」では、映画産業における映画供給や宣伝活動などの仕組みが報告された。「マルコフモデルを用いたバスケットボールの試合解析」では、構築したバスケットボールの試合のマルコフモデルの紹介と、実際の試合データを用いた検証とシミュレーションが報告された。
自然と数理の公開合同ゼミ 自然と数理の公開合同ゼミ
「数理モデルとインターフェイス」の報告の様子
今回の公開合同ゼミを通して、3年生は報告内容のみならず、報告の仕方や会の宣伝や運営などについても、学ぶことができた。3年生は、ゼミナールが開始して半年間が過ぎたが、これをひとつの節目として、さらに大きく成長して欲しい。
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質疑応答の様子

文・写真:遠藤敏喜(学部教師)

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